大里博士ご夫妻、議長殿、並びにご来場の皆様、この研究では自然な製品であるバイオ・ノーマライザーの効果を検討いたしました。バイオ・ノーマライザーについては、糖尿病患者とストレプトゾトシン誘導の糖尿病動物における抗酸化活性が証明済みです。
糖尿病は、糖産生のレベル上昇が特徴の、多因子による複雑なプロセスです。高レベルのグルコース産生はベータ細胞が機能不全となり、インスリンが分泌不足となるような伝導と関係があります。これはインスリン依存性糖尿病の場合です。それから、組織のインスリンへの応答が低下し、グルコースの活用が低下することも原因となります。これはインスリン非依存性糖尿病の場合です。
本スライドは、研究対象となった患者さんたちです。よくコントロールされた糖尿病患者45人を研究しました。その内訳は、インスリン依存性糖尿病の患者が20人と、インスリン非依存性糖尿病の患者が25人です。それに加えて、糖尿病性網膜症患者30人を研究しました。患者全員を対照群と実験群に分け、それぞれに従来の治療を行いました。実験群の患者らに28日間、毎日二、三袋のバイオ・ノーマライザーを投与しました。プラセボ群の対照群には、バイオ・ノーマライザーを投与しませんでした。
実験的研究と二重盲検プラセボ臨床予備試験において、バイオ・ノーマライザーの投与により血糖値が低下しました。バイオ・ノーマライザーの投与により、身体レドックス状態が有意に改善され、赤血球のグルタチオンレベルが増加を示し、損なわれていたスーパーオキシドと一酸化窒素の産生が正常化しました。バイオ・ノーマライザー療法により、血液顆粒球によるペルオキシン亜硝酸の産生が正常化し、糖尿病性網膜症の患者の血漿や涙液、涙の脂質過酸化が減少するに至りました。
次のスライドになります。その上、バイオ・ノーマライザー療法には十分な臨床効果が数多く見られ、その中には血中糖尿病マーカーの低下、そして、インスリンの1日用量の減少、細胞性免疫の改善が認められました。ですから、これらの結果から、糖尿病患者の治療にバイオ・ノーマライザーを使用してよいのではないでしょうか。
ご清聴ありがとうございました。 |